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土壌から刈り取られた花は、命がいったん遮断されますが、ナイフを入れることによって改めて命をつなぐことができる。それが私とナイフとの関わりです。そのとき、守らないといけない適切な角度があります。正しく入れると、花は勢いよく水を吸って、いきいきとした表情を見せてくれます。ですから、私はハサミは使いません。ハサミだと切り口がグチュッとなって、どうしても水を吸い上げる導管を傷めがちになりますよね。ナイフは軽すぎても重すぎてもいけない。あまり手に力を入れないので、手になじみのよいものがいいですね。 |
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愛用しているのは、ビクトリノックスの赤のフローリスト・ナイフ。軽すぎず重すぎず、絶妙のバランス。ストレートとカーブがありますが、私はストレート派。手前にグイッと引くとき、怪我がないのはカーブのついたブレードかもしれません。でも、私は最初からストレートで習い始めたので、こちらが使いやすい。切れ味が良く、あまり力を入れなくても思い通りの仕事ができるので、マイナイフとして長年使っています。
うちの店は私を筆頭に、店長以下スタッフ全員がビクトリノックスの大ファン。柄が黒だったり赤だったり、好みはそれぞれ。いいと思って自分で買ったものがみんなビクトリノックスだなんて、阿吽の呼吸でしょうか。 |
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