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男の人みたいにギアに凝るってことはないですけど、ときどき機会があれば自然の中に入っていくんですね。自然の中ではなるべく荷物を減らしたい。減らしたいけど、快適に動きたいということになりますよね。しだいに限られた道具だけが残っていきます。本当に使い勝手が良くてそばにあって心地よいものだけが残る。わたしにとって、それがこのカップとマグライトとビクトリノックスです。このカップは二重構造のステンレスになっていて、中に熱いものが入っていても口元は熱くないし、冷めたものを入れたら冷めたままだし、なかなかよくできている。コーヒーもビールも飲める(笑)。先日もテレビの旅番組でイギリスの湖水地方に出かけましたが、その際も山の中でケーキを切って食べるシーンがありました。地元のガイドさんが「あ、ビクトリノックスね‥」なんてね(笑)。
つい先頃も東北新幹線に乗って旅行しましたが、現地に着く前に座席に三点セットをひろげて、まわりの人たちは何しているんだろうって目で見ていました。飲んだり食べたりするときに便利という以上に、精神的にわくわくさせられる。自然の風景がそこに見えてくるというか、好きな風景に出会えそうな気がします。ビクトリノックスは、私にとって自然への入口になっている、と言えますね。 |
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もともと生まれ育ったのが北海道で、小さいときからバイク乗りの父親に連れていかれて自然の中に育ったので、ときどき自然の中に入っていきたくなるんですよね。ちょっと風に吹かれたり、木立の音を聞いたり、座った草むらが湿っていたり。ずっと自然の中にいたいとは私は思わないんですけど。
私が特に気に入っているのは、人間の手の入ったヨーロッパの自然よりも、プリミティブな原風景が残っている自然ですね。たとえばオーストラリアのアボリジナルランドやモルディブなどに、不思議な色気を感じますね。アボリジナルランドでは、水辺の近くにテントも張らずに横になっていると、頭上に星が迫ってきて、色気があるんですよね。小さな島が1200も集まっているモルディブは高いところがなくて、そこに体を横たえていると、水か、砂か、空か、分からない感じで、宇宙との一体感を感じるんですよね。とてもいい感じです。これからも三点セットをもって、いろいろと素敵なところを旅したいですね。 |
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